むぎ猫先生とワカバちゃんの寺子屋トーク

むぎ猫先生!私、WordPressで自分だけの『マイカー』を手に入れるって決心しました!でも、いざ始めようとしたら、また新しい呪文が出てきて…!『サーバー』と『ドメイン』が必要って言われたんですけど、これって何かの難しいパソコン部品の名前ですか…?

(呆れたように)はぁ?サーバーもドメインも知らないでWordPress始めようとしてたの?無謀だねぇ。それが分かんないなら、無料ブログっていう名の『教習車』にでも乗ってなよ。初心者は初心者らしくさ。

うぅ…やっぱり、私にはまだ早かったんでしょうか…。エンジニアさんじゃないと、やっぱり無理なのかな…。

大丈夫、大丈夫!ワカバちゃん、素晴らしい一歩だよ!そして雨剤さんの言うことは気にしなくてOK。これはエンジニアかどうかじゃなく、知っているかどうかの問題だからね。今日は車の話から、もっと分かりやすい『家づくり』の話に切り替えようか。この話を聞けば、『なーんだ、そういうことか!』って、きっとワクワクしてくるはずだよ。
「サーバー」と「ドメイン」は、ブログという名の「家」の土台です
WordPressで自分のブログを作る、と決めたあなた。本当におめでとうございます!
それは、インターネットの世界に、自分だけのお城を建てる第一歩を踏み出したのと同じことです。
そして、家を建てる時に絶対に必要になるものって、何だと思いますか?
そう、家を建てるための「土地」と、その家の場所を示す「住所」ですよね。
実は、ブログ作りもこれと全く同じ。
あなたがこれから契約する「サーバー」は「土地」のことで、「ドメイン」は「住所」のことなのです。この2つは、あなたのブログという家を支える、最も大切な土台になります。
サーバーは、ブログを建てるための「土地」

サーバーとは、一言でいうと「あなたのブログのデータを置いておく場所」のこと。
つまり、家を建てるための「土地」そのものです。
あなたが書いた文章や、アップロードした写真は、すべてこのサーバーという土地の上に保管されて、インターネットを通じて世界中の人に見てもらえるようになります。
サーバーを借りる = 土地をレンタルする
私たちは通常、「レンタルサーバー会社」という、インターネット上の土地を貸してくれる不動産屋さんのような会社から、土地の一部をレンタルして使います。
月々数百円~千円ちょっとの「土地代(レンタル料)」を払うことで、自分の土地を持つことができます。
難しいことは考えず、「ブログを建てるための土地を借りるんだな」とだけ覚えておけばOKです!
ドメインは、あなたのブログの「住所」

土地を借りたら、次はその土地の「住所」を決めなければ、誰もあなたの家(ブログ)に遊びに来ることができませんよね。
そのインターネット上の住所こそが、「ドメイン」です。
このブログで言えば、「mugineko-terakoya.com」のような、あなただけのオリジナルの住所のことです。
この住所は世界に一つだけ。同じ住所は絶対に存在しません。
「.com」や「.jp」、「.net」など、様々な種類がありますが、最初は一番人気の「.com」を選んでおけば間違いありません。
ドメインは、あなたのブログの「名前」であり、読者が訪れるための「目印」。愛着のわく、素敵な住所を考えてあげましょう。
「土地」と「住所」はどうやって使うの?
「土地(サーバー)」と「住所(ドメイン)」、この2つの関係はとってもシンプルです。
- 1.土地(サーバー)をレンタルする
- 2.住所(ドメイン)を決めて登録する
- 3.「この住所(ドメイン)は、あの土地(サーバー)ですよ」と紐づける
たったこれだけです。
最近のレンタルサーバー会社はとても親切で、土地の契約と住所の登録、そして紐付けまで、全部まとめて一気にできてしまうところがほとんど。だから、パソコンが苦手なあなたでも、全く心配いりません。
まとめ:さあ、あなたの「家づくり」を始めよう!

サーバーとドメイン、いかがでしたか?
呪文のように聞こえた言葉も、こうして例えてみると、意外と単純だったのではないでしょうか。
- サーバー = ブログを建てるための「土地」
- ドメイン = その土地の「住所」
WordPressでブログを始めるということは、インターネットの世界に、あなただけの「土地」を借りて、「表札」を掲げること。それは、あなたの物語を紡ぐ、大切な城づくりの第一歩です。
もう専門用語に怯える必要はありません。
さあ、自信を持って、あなたの素敵な家づくりを始めていきましょう!