初心者が選びがちな“ダサい”フォントとプロが選ぶ神フォント

執筆•デザイン
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むぎ猫先生とワカバちゃんの寺子屋トーク

ワカバちゃん
ワカバちゃん

むぎ猫先生!記事をいくつか書いてみたんですけど、なんだか私のブログ、全体的に素人っぽいというか…垢抜けない感じがするんです。色のせいかなぁ、レイアウトかなぁ…。

雨剤さん
雨剤さん

(呆れたように)色でもレイアウトでもねーよ。フォントだよ、フォント。そのパソコンに最初から入ってるMS Pゴシックだろ?そのフォントを使ってるだけで、『私はパソコンもデザインも何も分かりません!』って全世界に自己紹介してるようなもんだぜ。ダサすぎ!

ワカバちゃん
ワカバちゃん

フォント!?そんなので印象って変わるんですか!?それに、ダサいってひどい…!じゃあ、どのフォントにすればいいんですか…?

むぎ猫先生
むぎ猫先生

ワカバちゃん、雨剤さんの言い方は悪いけど、言っていることは的を射ているんだ。フォントはブログの『声』のようなもの。聞き取りやすい声(読みやすいフォント)だと、話の内容もすっと頭に入ってくるだろ?今日は、多くの初心者が無意識に選んでしまう『惜しい』フォントと、ブログの印象が劇的にプロっぽくなる『神フォント』について、しっかり教えてあげるね。

なぜ「フォント選び」がそんなに重要なのか?

ブログの主役は、もちろんあなたが書く「文章」です。
しかし、その大切な文章を読者に届けるための「器」となるのが「フォント」です。

せっかく素晴らしい内容の記事を書いても、フォントが読みにくかったり、安っぽく見えたりすると、読者は無意識のうちに「この記事は、なんだか信頼できないな」「読むのが疲れるな」と感じて、ページを離れてしまいます。

フォントは、あなたのブログの「信頼性」と「読みやすさ」を左右する、非常に重要なデザイン要素なのです。
美しいレストランが、欠けたお皿で料理を出さないのと同じですね。

講師が教える!初心者が選びがちな「惜しいフォント」3選

悪気なく選んでしまいがちだけど、実はブログにはあまり向いていないフォントの代表例です。もし使っていたら、見直すきっかけにしてくださいね。

1. MS Pゴシック / MS P明朝

パソコンに昔から入っている、おなじみのフォントです。しかし、これらはWebサイトで長文を読むために設計されていません。
文字の太さが均一でなかったり、画面上では少しギザギザして見えたりするため、文章全体が素人っぽく、読みにくい印象を与えてしまいます。

2. メイリオ(Meiryo)

MS Pゴシックよりは見やすいのですが、これも少し前のWebサイトでよく使われていたフォントです。文字が少し横に広く、全体的にぼんやりとした印象を与えてしまうことがあります。「とりあえずデフォルトのまま」という印象になりがちです。

3. 手書き風・ポップ体のフォント

個性を出そうとして、可愛らしい手書き風フォントや、丸っこいポップ体のフォントを使いたくなる気持ち、とてもよく分かります。
しかし、これらは長文を読むのには全く向いていません。ブログの信頼性が低く見え、「個人の日記」感が強くなりすぎてしまうため、本文で使うのは避けましょう。

これを選べば間違いない!プロが愛用するおすすめ神フォント

では、何を選べばいいのでしょうか?安心してください。答えはとてもシンプルです。
今は、Googleが無料で提供している「Webフォント」を使うのが主流です。その中でも、これを選んでおけば間違いない!という王道のフォントをご紹介します。

Noto Sans JP(ノト・サンズ・ジェイピー)

  • 特徴:
    • 現在の日本のWebサイトで、最も標準的に使われていると言っても過言ではない、まさに「王様」のようなフォントです。
    • シンプルで癖がなく、どんなブログにも馴染みます。そして、何より圧倒的に読みやすいのが特徴です。
    • 迷ったら、まずは「Noto Sans JP」を選んでみてください。それだけで、あなたのブログは見違えるようにプロっぽくなります。

Noto Serif JP(ノト・セリフ・ジェイピー)

  • 特徴:
    • こちらは、文字の端に「セリフ」という小さな飾りがついた、明朝体フォントです。
    • 知的で、落ち着いた、少し上品な印象を与えたい場合におすすめです。文学的な内容や、歴史、静かなライフスタイルなどをテーマにするブログと相性が良いでしょう。

フォントはどうやって変更するの?

「じゃあ、どうやって変更するの?」と思いますよね。
最近のWordPressテーマは専門知識がなくても、管理画面の「カスタマイズ」から簡単にブログ全体のフォントを変更できる機能がついています。「Googleフォント」と連携しているテーマも多いので、ぜひ設定を覗いてみてください。

Cocoonの場合

まとめ:フォントを変えるだけで、ブログは生まれ変わる

今回は、ブログの印象を左右する「フォント選び」についてお話ししました。

  • 避けるべきフォント: MS Pゴシック、手書き風フォントなど、読みにくいもの
  • おすすめ神フォント: Noto Sans JP(迷ったらコレ!)

大切なのは、「飾り」ではなく「読みやすさ」を最優先すること。
たった一手間、フォントを「Noto Sans JP」に変えるだけで、あなたのブログの信頼性と専門性は、驚くほど向上します。

さあ、あなたのブログの「声」を、読者にとって最も心地よい、プロフェッショナルな響きに変えてあげましょう!

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