むぎ猫先生とワカバちゃんの寺子屋トーク

むぎ猫先生…もうダメです…。自己紹介と、最初の数記事を書いたら、私の頭の中はもう空っぽです。何について書けばいいのか、何も思いつきません…。私、もうネタ切れです…。

(腕を組み、ドヤ顔で)ふっ、それが凡人とプロの違いだよ。俺たちプロには、尽きることのないアイデアの泉があるが、君の知識は浅い水たまりみたいなもんだ。もう干上がっちまったんだろ。ブログ、完。

あ、浅い水たまり…。うぅ、雨剤さんの言う通りかも…。私には、ブログを続けられるほどの知識も創造性もなかったんだ…。

ワカバちゃん、そんな風に思わなくて大丈夫!雨剤さんの言う『アイデアの泉』は、才能や創造性じゃないんだよ。プロは、『ひらめき』のような曖昧なものに頼らない。魚が釣れるのを待つんじゃなく、釣れる『釣り堀』の場所を知っているだけなんだ。今日は、先生が毎日使っている、誰でもアイデアが釣れ放題になる秘密の『釣り堀』を3つ教えてあげるね!
「ネタ切れ」は、才能のせいではありません
数記事書いた後、ピタッと手が止まる。
「一体、何を書けばいいんだろう…」
パソコンの前で、頭を抱えてしまう。
これは、ブログを始めた人なら誰もが経験する「ネタ切れ」という大きな壁です。
そして、多くの人が「自分には才能がないんだ」「もう書くことがない」と、ここでブログを辞めてしまいます。
でも、断言します。
ブログのネタ切れは、あなたの知識不足や才能のせいでは決してありません。
原因はただ一つ。アイデアの「見つけ方」を知らないだけなのです。
アイデアは、ひらめくものではなく、見つけるもの。
今日は、私が講師として、そして一人のブロガーとして毎日実践している、誰でも簡単にアイデアを見つけられる3つの習慣(釣り堀)をご紹介します。
誰でも無限にアイデアが見つかる!3つの習慣
この3つの習慣を身につければ、あなたの「書きたいことリスト」は、あっという間にいっぱいになりますよ。
習慣1:タイムマシンで「過去の自分」を救いに行く
これが、最も強力で、あなたにしか書けない記事を生み出す最高の習慣です。
やり方は簡単。タイムマシンに乗って、過去の自分が悩んでいたことを思い出してみるのです。
- 1ヶ月前のあなた
WordPressの初期設定で、何につまずいていましたか? - 半年前のあなた
どのレンタルサーバーを選ぶか、死ぬほど悩みませんでしたか? - 1年前のあなた
そもそも、ブログで何が出来るのかすら、分かっていませんでしたよね?
あなたが苦労して乗り越えてきた、その一つひとつの悩みの答えこそが、最高のブログ記事になります。
なぜなら、今のあなたと同じように、過去のあなたとそっくりな悩みを抱えている初心者が、インターネットの向こう側にはたくさんいるからです。
さあ、過去の自分を助けるヒーローになって、記事を書いてあげましょう!
習慣2:街にあふれる「?」の収集家になる
自分の頭の中だけで考えようとするから、ネタは尽きてしまいます。アイデアの種は、あなたの外の世界に無限に転がっています。
- 友達との会話
「ブログ始めたいんだけど、何からやればいいの?」と聞かれたら、それがそのまま記事になります。 - Yahoo!知恵袋
「WordPress 見出し 使い方」と検索してみてください。初心者のリアルな質問が山ほど見つかります。 - SNSのコメント欄
人気ブロガーの投稿についているコメントには、「〇〇についても知りたいです!」といった、読者の需要が隠されています。
街を歩く探偵のように、人々の「なぜ?」「どうして?」に耳を澄ませてみてください。それらをメモしておくだけで、あなたのネタ帳はあっという間に埋まっていきます。
習慣3:「好き」と「好き」を掛け算する
「ブログの書き方」というテーマだけで戦おうとすると、競合も多く、だんだん書くのが苦しくなってきます。
そんな時は、あなたの「好き」を掛け合わせて、あなただけのオリジナルジャンルを作ってみましょう。
ブログ運営 × あなたの趣味
- (例)あなたがコーヒー好きなら → 「コーヒーブログの始め方」「コーヒーの写真を魅力的に撮るWordPressテーマ」
- (例)あなたが文房具好きなら → 「文房具レビューブログの作り方」「手帳術をブログで発信するコツ」
私の場合は、「ブログ運営」×「猫」で、この「むぎ猫のブログ寺子屋」が生まれました。
あなたの「好き」が加わることで、記事に熱がこもり、同じ趣味を持つ読者から強く共感されるようになります。
まとめ:アイデアは「ひらめく」のではなく「見つける」もの
さあ、3つの秘密の釣り堀、いかがでしたか?
- タイムマシンで「過去の自分」を救いに行く
- 街にあふれる「?」の収集家になる
- 「好き」と「好き」を掛け算する
もう、「才能がないからネタが思いつかない」なんて悩む必要はありません。
アイデアは、特別な人にだけ降ってくる「ひらめき」ではなく、誰でも身につけられる「見つける技術」なのです。
今日からこの3つの習慣を意識して、周りを見渡してみてください。
きっと、昨日まで見えなかったブログのネタが、キラキラと輝いてあなたの目に飛び込んでくるはずですよ。