むぎ猫先生とワカバちゃんの寺子屋トーク

むぎ猫先生!ブログの準備は万端なんですけど、いざ書こうとすると、パソコンの真っ白な画面の前で一文字も書けずに固まってしまって…。私、やっぱり文章の才能がないみたいです…。

(やれやれという顔で)文章の才能ねぇ。そんなもん、生まれつき決まってるんだよ。ワカバちゃんには、残念ながらその才能は搭載されてないみたいだね。まぁ、思いついたことダラダラ書けば?読みにくくて、誰も最後まで読まないだろうけど、それはそれで面白いかもね!

だ、ダラダラ…!うぅ、やっぱりそうですよね。私の文章なんて、きっと誰も読んでくれないんだ…。

ワカバちゃん、雨剤さんの言うことは聞かなくて大丈夫!断言するけど、ブログは『文才』で書くんじゃない。『型(かた)』で書くんだよ。料理に『レシピ』があるように、ブログにも誰でも美味しい料理(=分かりやすい記事)が作れる『黄金のレシピ』があるんだ。今日は、先生がスクールの生徒さんたちに必ず教える、その秘密のテンプレートを伝授するね!
ブログは「文才」ではなく「構成」で決まる
パソコンを開き、真っ白な画面を前にして、ため息をつく…。
ブログ初心者の誰もが通る道です。ご安心ください、私もそうでした。
多くの人が「自分には文才がないから書けない」と思い込んでいますが、それは大きな間違いです。
読者がスラスラと読み進めてくれる分かりやすい記事に、美しい言葉や巧みな比喩は必要ありません。
必要なのは、たった一つ。読者が迷子にならないための「構成(テンプレート)」です。
この「型」さえ知っていれば、どんなテーマであっても、驚くほどスムーズに、そして分かりやすく文章を組み立てることができるようになります。
【講師直伝】誰でも書ける!魔法の4ステップ黄金テンプレート
私が教えている生徒さんたちには、まずこの4ステップのテンプレートに沿って書いてもらいます。PREP法を、よりブログ向けに分かりやすくしたものです。さあ、一緒に見ていきましょう!
ステップ1:「つかみ」で結論と悩みを提示する
記事の冒頭、書き出しの部分です。ここで読者の心をグッと掴めるかどうかが全て。ポイントは2つです。
- この記事を読むとどうなるか結論を最初に書く
- 読者が抱えている悩みや疑問を言葉にする
(例)「〇〇で悩んでいませんか?この記事を読めば、△△が簡単にできるようになりますよ!」
最初にゴールを見せてあげることで、読者は「この記事は、私のための記事だ!」「読む価値がありそうだ」と感じ、読み進めてくれるのです。
ステップ2:「共感」で読者との距離を縮める
次に、「あなたの気持ち、分かりますよ」と読者に寄り添います。
- 自分も同じ経験をしたことを語る
- 多くの初心者が同じことでつまずくことを伝える
(例)「私もブログを始めたばかりの頃、〇〇が分からなくて本当に苦労しました。」
この「共感」のパートがあるだけで、読者はあなたを「先生」ではなく「同じ悩みを持っていた仲間」として信頼してくれるようになります。
ステップ3:「解決策」を具体的に分かりやすく提示する
ここが記事のメインとなる、具体的なノウハウの部分です。
読者が行動に移せるように、できるだけ分かりやすく書くのがコツです。
- 難しい専門用語は使わない
- 手順は箇条書きや番号付きリストにする
- 写真や図を適度に入れて、視覚的に理解を助ける
(例)「では、具体的な手順を3つのステップで見ていきましょう。」
「上から順番に真似するだけで、自分にもできそう!」と読者に感じてもらうことが目標です。
ステップ4:「まとめ」で背中をポンと押してあげる
最後に、記事全体の内容をもう一度簡潔にまとめ、読者に行動を促します。
- 記事の要点をリストで振り返る
- 「さあ、あなたもやってみましょう!」と応援の言葉をかける
(例)「難しく感じるかもしれませんが、まずはステップ1から試してみてください。応援しています!」
記事を読み終えた読者が、「よし、やってみよう!」と前向きな気持ちになれるように、優しく背中を押してあげましょう。
まとめ:さあ、テンプレートを使って最初の1記事を!
今回ご紹介した、読者がスラスラ読める記事の「黄金テンプレート」を振り返りましょう。
- つかみ: 結論と悩みを提示
(例)「〇〇で悩んでいませんか?この記事を読めば、△△が簡単にできるようになりますよ!」 - 共感: 読者との距離を縮める
(例)「私もブログを始めたばかりの頃、〇〇が分からなくて本当に苦労しました。」 - 解決策: 具体的に分かりやすく
(例)「では、具体的な手順を3つのステップで見ていきましょう。」 - まとめ: 背中をポンと押す
(例)「難しく感じるかもしれませんが、まずはステップ1から試してみてください。応援しています!」
どうでしょうか?
これなら、あなたにも書けそうな気がしてきませんか?
「文才がない」なんて、もう悩む必要はありません。
このテンプレートは、あなたの「伝えたい」という想いを、読者にまっすぐ届けるための、最強の武器です。
まずはこの「型」に沿って、最初の1記事を完成させてみてください。
きっと、今まで感じたことのない「書けた!」という達成感を味わえるはずですよ。